一見全く関係無いブランド同士の買収案件ですが、ハイブランドであるルイ・ヴィトン率いるLVMHグループがスポーツバイクブランドのピナレロを買収するニュースを見て最初に思ったことが、今日のタイトルになっています。
実際に正式に発表がなされているわけではないのですが、交渉は進んでいて買収価格をいくらにするのかぐらいまではいっているらしい。
これまで、LVMHグループはアパレルや宝飾などをメインにハイブランドを買収して現在の規模になっていますが、今回あらたなカテゴリとしてスポーツが加わることになりました。
多分これは、これまでの高価なモノを所有する価値観から、体験・体感する価値観に時代を生きる人々の変化が反映されているように感じます。
スポーツバイクも価格はピンキリでありますが、所有する喜びプラス様々な場所を走る喜びも提供してくれます。
無いとは思いますが、ルイ・ヴィトンの限定バイクなどを仮にピナレロが作ったら萎えますね。
それよりも、ピナレロのバイクを所有した結果の至福の世界観などをLVMHグループが示すことによって、新たな層の開拓がなされて日本国内にさらなるスポーツバイク愛好者が増えることを期待します。
実際にピナレロは現在観光業にも手を出しているみたいなので、ラグジュアリーな休日を是非とも日本国内にも提供して欲しいですね。